製作年 1988年(昭和63年)
作品名 木村家の人びと  
スタッフ 企画/村上光一 プロデューサー/宮島秀司・河井真也 プロデューサー補/小林寿夫・村尾典子
原作/谷俊彦(小説新潮新人賞) 脚本/一色伸幸 音楽/大野克夫 監督/滝田洋二郎
撮影/志賀葉一 照明/矢部一男 録音/宮本久幸 美術/中澤克己 編集/冨田功
助監督/萩庭貞明 記録/鈴木さとみ ヘアーメイク/井川成子 スタイリスト/菅野由美子
製作担当者/坂本至徳 主題歌/BAKUFU-SLUMP 製作/フジテレビジョン 企画・制作/メリエス
キャスト <木村家の人びと>
木村肇(38)/鹿賀丈史 
典子(32)/桃井かおり 照美(11)/岩崎ひろみ 太郎(10)/伊崎充則
<雨宮家の人びと>
雨宮晋一(39)/柄本明 小百合(40)/木内みどり ミツ(68)/風見章子
<高倉家の人びと>
高倉正志(30)/小西博之 さやか(30)/清水ミチコ 拳(10)/中野慎
<老人会の人びと>
時次郎(73)/加藤嘉 松吉/木田三千雄 竹吉/奥村公延 梅吉/多々良純 富士江/露原千草
鷹江/辻伊万里 那須江/今井和子
<会社の人びと>
広野(28)/酒井敏也 安代(20)/鳥越マリ 係長/池島ゆたか 課長/上田耕一
<小学校の人びと>
神河内先生/江森陽弘 校長先生/津村鷹志
<町の人びと>
隠れクズ屋/竹中直人 ダンス教師/蛍雪次朗 新聞店主/ルパン鈴木 貧楚な学生/山口晃史
OL/三輝みきこ 蕎麦屋A/小林憲二 同B/野坂きいち 淫らな主婦/江崎和代 
淡白な主婦/橘雪子 中年男/ベンガル 
公開日 5月14日〜
配給 ヘラルド・エース、日本ヘラルド映画
備考 主題歌/CBSソニー(きのうのレジスタンス/BAKUFU-SLUMP)
※シネスイッチ銀座の第3弾
※日本では単館上映だったが、香港で大ヒットし、一年以上のロングランを記録。

 

※パンフレットより、おいしいとこだけ(^^)抜粋
キャスト: ○お母さんよりお父さんへ
桃井:ラブシーンの日、私は風邪ひきで、次の日あなたは倒れたんだったね。その次の日は、太郎だったね。うつしたのは、お父さんだ。

○お父さんより太郎へ
鹿賀:吹雪の中で、ラストシーンはいい顔してたね。テストでは寒くて泣いていたのに、本番では芝居で泣くんだもんな。
プロダクションノート/村尾典子: ○1月10日(日)/晴天
―AM9:00―扶桑社にて会社シーンロケ
鹿賀丈史氏の初日は会社シーンから始まる。(略)

○1月18日(月)/晴天
(略)午後から、サンピア多摩でダンススタジオのシーン
鹿賀氏発熱。撮影を切り上げる。

○1月20日(水)/晴天
―AM9:00―セット開始
木村家が突然小銭儲けをやめるシーン。
(略)セット裏では、小道具さんたちが死にもの狂いでベルマークを切る作業をしている。
「子供の頃、よく集めたよね」と懐かしそうに語る桃井さんの言葉に、スタッフたちも頷く。
鹿賀氏だけはそんな思い出がない。「育ちがいいのねー」と桃井さんにからかわれる。
が、鹿賀氏のベルマークへの執着ぶりはなかなかのものだった。

○2月7日(日)/快晴[クランクアップ]
―AM8:00撮影所出発―自転車の走りロケ
(略)残すシーンは、聖ヶ丘での木村肇と高倉正志の自転車競争だけである。「保険をかけてないのでケガのないように」の声の中、鹿賀氏、小西氏は汗だくで全力疾走。本当の体力勝負となる。「あの坂を登ればクランクアップだね」と性根付き果てた二人に年を押されて、「あと一息」と声援を送る。